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ポピュラーの先にあるもの
2013 / 12 / 23 ( Mon )
きっかけは新宿3丁目にある「風紋」というバーだった。


ある方に連れて行って頂いたのだが、そこは日本を代表する文壇バーであり、ここのオーナーマダムは、戦前の有名画家・林倭衛の娘、林聖子さん。太宰治の作品のモデルでもあったという。
「風紋五十年」という本まででているらしい。


行った日マダムは不在で、カウンターの中にいたのがラヴィさんだった。

普通に感じの良い女性で、今度一人舞台をやるから見に来てくださいとパンフレットを渡された。


酔っていたのもあって、行こう行こう!とあまり訳も分からず行く約束をした。



「舞踏」という世界には縁がなかった。
観た後、今でもなんだか不思議な感覚に囚われている。

衝撃的だった。

■ラヴィ 舞踏ソロ公演
『未来のイヴ』



ポピュラーと対極にある世界。


大学の卒ゼミも思い出せば現代音楽だった。
ちょうど教えている高校でも最後の単元は現代音楽だったから、シェーン・ベルクとか、武満とか、ジョン・ケージなんかをずっと聞かせていた。
全然分からないかっこよさは自分にないものとして強烈に憧れている。

ポピュラー性の高いものも結構好きだけど・・・。



今回の公演、最初から衝撃的で、意味を理解しようと脳みそフル活動だった。

一瞬一瞬が静止画のよう。



最近、自分の望む進行方向が変わってきているのを感じる。
だからかな?引きつけの法則じゃないけど、そういうものに巡り会う気がする。

ワイルドサイドを歩け!の ルー・リードも亡くなった。


変わるにあたって課題が増える。


まだこんなにやるべきことあったんだと再確認する2013年末・・・



ワイルドじゃなくていいし、レールをはずれなくてもいいと思うけど、
失うこと恐れずに変化していきたい。

むしろ先に何かを失ったら得られるものがあるんじゃないだろうか?



チャレンジすることに躊躇ない昨今、ティラミスの土台をスポンジではなく、こないだ村上でいただいた車麩をもどして作ってみた。
お湯で戻して絞ってからカルーアに付けたが、水っぽくて大失敗だった。


こないだ 今制作中のアルバム、カバーのアレンジ許可を申請したら、訳あって断られた。



私、失敗しますので。(米倉涼子風)




ラヴィさんの書いたこんな言葉が印象的でした。

せせこましい日本や現代、明日の問題を考える前に、自分とは関係がない遥か彼方は貴方の真後ろにあるかもしれません。


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