3年後の被災地 その1
2014 / 03 / 15 ( Sat ) 先日 高教組の福島視察ツアーに行ってきました。
いわき、二本松、浪江町と許可書がなければ入れない帰宅困難地区にも行き、この目で色々見てきました。 あれから3年、マスコミが報道しない福島がそこにはありました。 311が近くなると被災地の現状がテレビや新聞で取りざたされるが、福島の人たち、各地の被災者達は 風化されることを恐れています。 もう3年も経ってるし、復興しているはず!の地域が、まだあの時と何も変わらない風景のままであることを目の当たりにした。 福島は他の被災地とだいぶ違う それは放射能の影響があるから。 莫大な予算を使って除染しても所詮移染にすぎない。 道や畑のいたるところに無造作に積み上げらた除染物質。 線量が高すぎて人が住めない死んだ街。 広い田畑や山をもち、立派な家を持ち、閑かに暮らしていた人々が突然ふるさとを失った。 今でも家はそのままあるのに帰れない。 数日で帰れると思い、着の身着のまま非難した方達。 そのまま3年、仮設住宅で差別やいじめ、先の見えない不安をかかえてやっと生きている。 ストレスは弱者に向かう。 それが3年経って変わったこと。それが現実。 私たちは見てきた事、そして正しい知識をもって見えない現実まで想像して人に伝えなければいけないと思っています。 ![]() ![]() ![]() 除染物 完全系 ![]() ![]() ![]() ![]() スポンサーサイト
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