WHIP LASH
2015/05/12(Tue)
先日「セッション」という映画を見た。
原題は「WHIPLASH」 むち打ちって意味。
アカデミー賞で3部門受賞作品。

一流のジャズドラマーを目指す音楽学校の生徒とその指導者の話なのだが、まぁとにかく緊張の連続。
音楽って素晴らしい!なんて感想は見終わった後に出るわけもなく・・

でもあの生徒の気持ちはなんだか分かるなー 辛いなー
みていて誰もがそうだろうけど、居たたまれなかった。
手がびしょぬれだったし。

ハッピーエンドで心温まる映画って印象薄いけど(私の場合)、人の心に釘刺す!みたいな強烈な印象を残すことには大成功の映画だと思う。
しかも私はそういう映画が好きだ。

私の一番好きなキムギドクという韓国の監督もそういう理由で好き。
人のすごく深いところ、本人も気が付いていないような場所を攻撃され、痛み、破壊、屈辱の後に沸き上がる初めての感覚。


私は経験ないけど、運動部なんかによくあるとされる体罰とかってどうなんだろう?
その肉体の痛みの中に先生の愛を感じたら、それに報いるというかその希望に向かって頑張ったりして、必要以上に頑張って結果だしちゃったりするのかな.。

悔しいって感情が向上心なのかもしれない。
ムチで打たれたい!!と熱望してるお方は悔しくないかというとそうでもなく、ううー弱いわっ
もっともっと強く打って!!という向上心に・・


向上心といえば、ヨルタモリという番組で、ジャズ的な人は向上心のない人、今日が今日のためにある人。
ジャズ的じゃない人は 明日のために今日がある と考える人。
向上心や夢がある人の生き方は悲劇的。なぜなら夢を叶えるまでの過程に意味がなく、夢が叶えられなかった場合、その生き方は悲劇となるから みたいなこと言っていたなー

タモリさんって言い切るところがいいね。
悪意があったりなかったり、そして共感することもそうでないこともあるけど、あの人だから言えること。
ヨルタモリって番組結構好き。
宮沢りえママも好き。

音楽って音を楽しむって書くわけで、夢のためにムチで打たれるならば、タモリさん的には悲劇な映画になっちゃうんだろうなー
でもただ楽しきゃいいのかって話で、それでいいという人はいいけど、
やっぱり痛み(苦しみ)の先の楽しさを知ってしまうと、時にはムチも大切なのかもしれないし、それはムチじゃなくてもいいけど、楽しさってひとそれぞれだし、と堂々巡りで考えがまとまらない今日この頃。


台風くるみたいだけど、長い雨の後の快晴とか、なにかを引き立たせるためのsomethingは必要かもしれない。

おいしく感じさせるための空腹とか、
寒くて凍えそうになった後の温泉とか
初めての喜びを引き立たせるためのムチ

うーん、ありかな?












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コメント:
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NYの音楽学校で腕を磨いて活躍しているドラマーが『セッション』を観て、「あれは大げさだけど、雰囲気としては自分の居た学校と同じ」って言ってました。
どの世界も極めようと思えば、常軌を逸したような境地を経験することが必要になってくるんでしょうかね?
あっ、何でしたらムチで叩きましょうか?
2015/05/15 14:15  | URL | いわたろー #-[ 編集]
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