同じ言葉
2017 / 10 / 03 ( Tue ) 毎日出会う多くの人たちとの会話や共同作業、映画や本、目にするものすべてが 自分を成長させてくれ、影響を与えてくれる。 年を重ねるということは、経験が増えることであり、その中から自分なりの哲学や信念が生まれると思う。 みんなそれぞれの考え方があってしかるべきだと思う。 そして、類は友を呼ぶ というように 共感できる部分が多い人といる方が自由でいられることが多い。 共通言語があるというか。 こないだ、あまり考えの会わない人と割と長い時間二人きりで過ごした。 仕事がらみなのだが、相手の話すことが全然共感できない、というか理解できない。 つまりはおもしろくないのだ。 「夕鶴」という木下順二作の戯曲がある。 「与ひょう」という心優しい男が助けた鶴が女「つう」になって与ひょうの元に現れ、自分の羽を削って素晴らしい織物をつくり、 恩返しをするのだが、高値で売れることを知った心ない悪者にそそのかされ、「つう」を裏切ってしまうというもの 心優しいが、少し頭が弱い?与ひょうが そそのかされ、悪者と同じような言葉を覚えてしまうと つうはもう与ひょうが話す言葉が理解できない。 例え同じ日本語でも言葉が通じなくなるのだ。 こないだがまさにそうだった べつにどちらかが悪者でどちらかが賢者ということではないのだが。 何か話さなければ・・と思うのだが、ことごとく話がかみ合わない。 仲が悪いとか険悪ということはないのだが、同意できないから話が進まない。 私がこう思うことは少なからず相手にも伝わるだろうから 向こうもそう思っていたかも知れない。 もう一緒に仕事をすることはないかもw また経験値をあげてしまったと思うしかない。苦笑 スポンサーサイト
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