人は変わる
2017 / 11 / 06 ( Mon ) 人間の寿命が例えば90歳だとして、
だんだん年を重ねるに連れ考え方や好みや趣味が変わっていくのは当然のことだと思う。 若い頃はナイフのようにとがって触るものみな傷つけた なんて唄があったくらい とんがってる時期もあるだろう。 そして傷ついたり、失敗したり、人の優しさに救われたり、色々な経験をして ものごとの価値が判ってくると、印象も変わってくるだろう。 学生時代の友達はその遍歴がわかるから「あいつ嫌な奴になったね」とか「あいつ丸くなったね」 なんて言いながらつきあいを続けられるけど、 大人になってから知り合った人は知り合ったときの印象が強いし、そこがよかったらつきあったり、嫌ったりするわけだから 変化すると人は離れたりする。 そして離れた人はずっと最期の印象を持ち続けて生きていく。 ある人が「●●さんは言い方がきついし、すぐ身体触ってきたりして最低なのよ、と20年前くらいの話をしていたけど、 その●●さんに昨日仕事でお会いして、その後一緒に飲んだんだけど、とても穏やかで、飲みながら過去の自分を反省しちゃったりして、音楽の素晴らしさについて熱く語っていた。 人は変わるよね。 相手によって変えるってのもあるだろうけど、年齢ってのもあるだろうしね。 自分のことを周りの友達がどう思ってるかは分からないけど 私は年を重ねるに連れて 考え方の核心がはっきりしてきたから生きやすい。 とくにこの数年はっきりしたかな。 嫌な出来事も学ぶために必要だったのかなと思う。 主体的に生きている限り、自分に起こることすべては経験として必要なんだなと今なら思える。 前はそう思えなかった なんでこんな目に遇うんだろうとか、人のせいにしたり、自分を責めたりした。 それもその人の遍歴 人には色々な時期があると思えば 人にも寛容になれる。 ま、何人も殺して切り刻みが巧みになっていく人には寛容になれないけど。 スポンサーサイト
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