女であること
2017 / 11 / 16 ( Thu ) 先日知り合いの方に「香和」(かぐわ)という六本木にある劇場レストランに連れて行って頂いた。
六本木のあのへんは良く歩いていて、ここってなんだろう?と気になっていた建物が香和であった。 女性、男性、ニューハーフの9人が繰り広げるダンスのエンターテイメントであり、食事も出来る。 ![]() セリフはないが、ストーリー仕立てとなっており、お涙あり、爆笑ありの素晴らしいショーでした。 終わってからダンサーと飲めるのも楽しい。 ![]() 今度生まれ変わったら 建築家になりたいってみんなに言ってたけど、ダンサーもいいな。 女性も男性もニューハーフも全員もれなく魅力的でした。 ![]() こないだのライブの時に、あるお方が本を2冊プレゼントしてくださった。 上野千鶴子先生著書「スカートの下の劇場」と田中優子著書「江戸の恋」というもの。 本のプレゼントって趣味が合うとすごく嬉しい! 上野先生はかなり尊敬しているので一応本は全部読んだ。 頂いた御本も持っていたが、改めて読んでみると、やっぱり相当面白かった。 男性が思う女性の下着の観点と、女性の思う女性の下着の観点の違いが鋭利で深い。 下着と性器管理という項はなかなか興味深かった。 スカートの下にあるものといえば、 知り合いにパリ在住のイラストレーター秋山あいという女性がいる。 彼女は女性のパンティをテーマにしたパンティオロジーという言葉の発祥者であります。 恵比寿で個展をやるようです。 わたしも見に行きたいなと思っています。 Ai Akiyama Pantieology - パンティに宿る哲学 - 2017.11.18 sat -25 sat Time:13:00-19:00 at gallery and shop Yamagoya Opening Reception 11.18 sat 18:00- gallery and shop 山小屋 東京都渋谷区恵比寿1-7-6 陸中ビル1F 鋭い切り口といえば 田中優子さんの「江戸の恋」も相当面白かった。 「粋」と「艶気」にいきることについて興味深く読ませて頂いた。 現代は逆に閉鎖的なのだろう。 世界や見知らぬ人たちへと簡単に発信できるが、発信する対象の広さに比例して孤独度は高い。 地域の人とふれあい、助け合い、ケンカしたり恋をしながら、道徳観を共有し、粋に楽しみながら暮らす 江戸時代の生活は生活感と文化に溢れ、自由で楽しそうに思えて憧れる。 いい遊女の条件が書いてあった。 女性で出来るはずのあらゆる技芸が必要である。 和歌、琴、笙、三味線、各種の歌、生け花、茶の湯、髪結い、碁の相手、時計の調整、酒を飲むこと 、いい字と文章で手紙を書けること、など。 人柄としては、腹が据わり、ちょっとやそっとのことでは動じないこと、下の者に優しく、物をもらわず、物を惜しまず、 気位が高いこと、である、 この上 遊女は人前で食事をしない、お金の話をしない、悪口を言わない、等が求められていた。 ・・・ おそらく著書の田中優子さんはこれに近いかも知れない。 お会いしたことはないが 相当魅力的な女性に思える。 「女」という性はおもしろい。 香和のニューハーフも素敵だったー!!! ■■ 告知 ■■ 11月23日(木)赤坂Tonalite http://www.akasakatonalite.com/ NF4 featuring 中野渡章子(Vo) t.c.1,000 m.c.2,000(予約)2,500(当日) 18:00- ご予約はお店まで。 お待ちしています!!! スポンサーサイト
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