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ミニアルバム発売まで (ピアノレコーディングー2)
2018 / 09 / 10 ( Mon )
ピアニストから電話がかかってきた。

まずレコーディングの日は音楽に集中したいため、当日録音についてのやりとりは遠慮したいということと、
今回音楽のプロデューサーはあきちゃんでしょ、 篠田さんはレコーディングをお願いしたんだよね?
演奏に注文をつけるってのはどういう意味なのか?


というものであった。

篠田さんには
当日録音のやりとりは遠慮したいので、何か問題があるならばその前に言ってくださいということを自分なりに丁寧に伝えた。

そして篠田さんからは 
ピアニストの気持ちはわかりますし、それを指示します。

ということに続いて、
私の気持ちを最初に伝えておきます、と篠田さんの録音に対する思い、音楽に対する思いがつづられていた。

そして文章でうまく伝えられないかもししれないというエクスキューズで終わっていた。



理由が分かった。
そして熱い思いがこみ上げてきて、ピアニストにすぐに伝えなければと思った。


それは いい音楽とはないか?という考えが同じだから。
こんなふうに演奏者とエンジニアが意見を交わすことなんてあるのかな?

本当に篠田さんにお願いして良かった。
そしてピアニストはりっきーにお願いしてよかった。


互いに叫び合ったり、助け合ったり、ののしりあったり、憂いや、歓喜を、発散でも秘めた形でもぶつけ合うことが、とても重要だと考えます、それは綺麗な演奏よりも優先されることを期待します。

という篠田さんの意見に 超同感。

真摯な思いには真摯に応えたい。


ピアニストはこのことがあったから(だと私は勝手に思う)、ものすごく感動的な演奏をしてくれた。


続く


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