誰が星の王子様を殺したのか
2019 / 09 / 11 ( Wed ) 今、ようやく「誰が星の王子様を殺したのか」を読み始めている。
昼間FBで、私が尊敬している坂之上洋子さんという方が いちばんたいせつなことは たぶん見えないし たぶん言えない と記事をアップしていたのをみた。 星の王子さまファンの誰もが愛好するセリフ 心で見たときにのみ、ものごとはよく見える 本質的なものはなんであれ、目には見えない これはパリ7区にあるサンチャゴ、デュ、シリ公園の中にあるサンテグジュペリの胸像の台座にも刻まれている言葉でもあるという フランスや日本だけでなく、世界中どこでも愛されている言葉である。 私もたまに忘れるけど、いい言葉だと思っていた。 人を想う気持ちは目には見えない。 でも耳あたりよく美しい言葉で語られる 真理にこそ危険な毒が潜んでいるのがモラルハラスメントの恐ろしさ。 安富歩さんは本の中で 先の言葉は「目に見えるものがあれば、それは本質的ではない」ということを含意しているが、これは明らかに間違っている。 世の中には、目に見えることで本質的なことはたくさんある、と例え話として暴力を挙げている。 バラのモラルハラスメント、キツネのセカンドハラスメントまで読み進めた。 非常に分かりやすく、常識の矛盾点を指摘している。 真理はどこにあるのか 詭弁にごまかされていないだろうか 安心する言葉を求めすぎているのではないか? モラルハラスメントを受けた経験が蘇ってきた。そしてそのことを論理的に整理している自分がいる。 続きが楽しみ。 誰が星の王子さまを殺したのか 〜モラルハラスメントの罠 安富歩 著 明石書店 スポンサーサイト
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