Stay PUNK!!!
2019 / 10 / 06 ( Sun ) 晴れた日の午後 原宿にあるギャラリーカフェに写真家ハービー山口さんのトークショーに行ってきた。
ハービー山口さんのプロフィールは最後に載せておきます。 ハービーさんを知ったのはイギリスのパンクバンドclash好きのあるお方のおかげである。 中目黒においしいシンガポール料理屋があり、その目の前にトラベラーズファクトリーという小さな雑貨屋がある 夕方ペーパーチキンを食べたくてシンガポール料理屋に行ったら開店15分前だったので、目の前にあるその雑貨屋に入った。 そこの階段の下にある一枚の額の入った写真をみて、連れが反応した。 この写真は売ってないのですか?と。 これは売り物ではないのです。以前トークショーをやったときのもので、とスタッフは応えた。 その時その写真を撮った人がハービー山口さんだということを知った。 色々調べた。 彼を探してFBで友達申請をしたら 丁寧にお返事をいただいき、トークショーや写真展などよくやっていますので遊びに来てくださいと言ってくださった。 それから数ヶ月後の昨日 ふとみたツイッターで行けそうなトークショーを見つけて行ってきたのだ。 様々な体験に基づくお話は素晴らしく、時に感極まり涙が出た。 暖かい人だ。 そして経験に基づいたストーリーは説得力がある。 自分が知り得た素晴らしい経験を人に伝える ペイフォワードの精神がそこにあった。 そして69歳になっても消えることのない情熱。 彼のロンドン時代、クラッシュというバンドのボーカルジョーストラマーと電車で遭遇し、プライベートだからと迷ったけど、一枚写真を撮らせてもらえますか?と尋ねたら カメラマンだろ?撮りたい時に撮りたいものを撮れ、それがパンクだ。と その言葉が今でも自分を支えていると。 人生は地位や名誉、お金だけじゃなく、いくつになってもやりたいことにどれだけ情熱を傾けられか。 彼はサインに必ずこの言葉を添える。 Stay Punk!! You make my day. ハービー山口 1950年、東京都出身。中学2年生で写真部に入る。大学卒業後の1973年にロンドンに渡り10年間を過ごす。 一時期、劇団に所属し役者をする一方、折からのパンクロックやニューウエーブのムーブメントに遭遇し、デビュー前のボーイ・ジョージとルームシェアをするなど、ロンドンの最もエキサイティングだった時代を体験する。そうした中で撮影された、生きたロンドンの写真が高く評価された。 帰国後も福山雅治など、国内アーティストとのコラボレーションをしながら、常に市井の人々にカメラを向け続けている。 多くの作品をモノクロームの、スナップ・ポートレイトというスタイルで残している。 その優しく清楚な作風を好むファンは多く、「人間の希望を撮りたい」「人が人を好きになる様な写真を撮りたい」というテーマは、中学時代から現在に至るまでぶれることなく現在も進行中である。 写真発表の傍ら、エッセイ執筆、ラジオ、テレビのパーソナリティーなど。 審査員歴:CAPA 、デジタルカメラマガジン、 APAアワード、JPS、ニコン、キヤノン、フジフイルムなど。 選考委員歴:上野彦馬賞。 受賞歴:2011年度日本写真協会賞作家賞。 現在大阪芸術大学客員教授および九州産業大学客員教授。 http://www.herbie-yamaguchi.com/ https://www.aaa-shop.jp/column_herbie/ スポンサーサイト
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