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同心円の広がり
2019 / 11 / 24 ( Sun )
昨日は朝から音楽療法学会関東支部の大会に参加していた。

会場であるかルッツかわさきに向かう途中、同じ場所に向かうと思われる人たちを多く見た。

相変わらず地味な人が多いなというのが感想である。

見た目なんてどうでもいいという人もいるかも知れないが、音楽療法にかぎらず、色々な現場で活躍している人は人として魅力的であり、オーラがある。

自信や優しさは顔にあらわれ、高価なものを身につけていなくても魅力があり、好感が持てる。


知り合いになって、ライブにも来てくださるニューヨーク在住のインテリアデザイナーの方がいる。
彼女はアメリカの大学を卒業し、有名な住宅デザインインテリアの世界最大の情報サイトHouzzの賞を連続で受賞し、フリーで活躍、逆輸入で昨年から日本でも事務所を立ち上げた。
日本人女性が実力主義のアメリカで、クライアント相手に認められることの困難さは想像を超えるだろう。
しかしそんな強さと超一流のセンスを持ち、バリバリと仕事をこなすのに、ガツガツとした印象な全くなくら物腰は非常に柔らかく、穏やかなとても魅力的な女性である。


音楽療法をする上でも、クライアントとの関係を築く時に、その人の存在感というのは非常に大事だと考える。
優しそう、なんか楽しそう、面白そう、すごい、素敵、これらの感情を相手に持たれないとなかなか良好な人間関係は築けない。

今回大会シンポジウムで、珍しくw 素晴らしいなと思う方がいた。
ノルウェー政府認定音楽療法士でもある井上勢津さん

彼女はコミュニティ音楽療法というものを定義し、 「同心円を広げていくということを意識してセッションを行う」ということをしているという。
非常に興味深く、共感することが多かった。

遠くからだったのでお顔はよく見えなかったけど、何より声がよく、話が非常にうまく、素敵な方だなーと感じた。



音楽療法はクライアントとセラピストだけで行うわけではなく、家族、施設スタッフや他業種の方たちとの関わりが重要である。

自分が行なったことが、クライアントに伝わり、
それを見たり聞いたりその場にいる家族やスタッフに広がり、それを聞いた異職種の方に伝わり、周りに広がり影響を与えるということが、最終的にはクライアントのためにもなるし、音楽療法の認知にもなる。

ともに生きる人たちとお互いよい影響を与え合う。

このことは目標が同じ同士であれば難しくないと思う。
同じ認識である必要はなく、互いをリスペクトできる関係性が理想的。


相手を思い、相手を尊重し、認め合う同心円の先には世界平和があればいいと思う。







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