自分の弱さを情報提供せよ
2021 / 09 / 08 ( Wed ) 「自分の弱さを情報提供せよ」と書いたのは私の尊敬する社会学者の上野千鶴子氏である。 縁は弱さでつながります。強い人はつながる必要がありません。 弱さでつながるためには、自分が弱いと認めなくてはいけません。そして認めたうえで、それを人に伝える 「弱さの情報公開」が必要です。 女にはそれが何とかできますが、男にはできません。「中央日報」 今回たくさんの女性の知り合いから連絡をいただき、ご自身の経験を細かく教えてくださった。 他にも同じ症状や手術をした方のブログを探して読みまくった。 たくさんの経験談を知ることで不安は少なくなったし、あんな明るい人が・・と私の10倍も大変な経験をしていた ことに驚くとともに勇気がわいた。 弱さで縁がつながるというのはネガティブのようでそうでもない。 人の痛みがわかるというのはかなりポジティブは思い。 そして人の痛みというのは想像しただけより、体験した人にしかわからないものがある。 昔、結婚していたことがあるが、義理の母が病気で亡くなった。 元夫が悲しんでいる痛みは両親が元気な私には想像できない悲しみなんだろうなと痛烈に思ったことを思い出す。 今回の入院で同じような経験をした人の言葉は本当にありがたかった。 もちろん経験したことのない人の励ましも嬉しかったし、時に病室で静かに涙したり笑ったりした。 改めて思うことは、何もない人なんていないということ。 そして毎日毎日懸命に病人の看護をし、明るく勇気づけてくれる看護師さんの存在の大きさを知った。 どんな強者も年を取ったり、病気になれば弱者になるのだ。 失ったものはあるけど、得たものも大きいと今では思える。 何事も経験ですな。 スポンサーサイト
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