あの人らしい家
2011/07/31(Sun)
震災後、節電をきっかけに自分の生き方を見直す時間が増えた。

誰かのための節電ではなく、自分がこれからどう生きるかということを。


昨日、鎌倉に住む友人新居にお呼ばれした。
彼女は40すぎて結婚し、実家のすぐ隣にある古い一軒家を少しリフォームし、夫婦で暮らしている。

狭いし、片づいてないのと謙遜していたが、玄関に入った瞬間古い家のいい空気を感じた。
開け放たれた窓からは緑が見え、とっても静か。

確かに段ボールはまだ山積みで、テレビも埋もれて見えない状態だったが、背伸びせず幸せに暮らしてる感じがしてなんとも居心地が良かった。


テーブルにはお皿がセッティングされ、地元の八百屋の野菜(お財布わすれてもつけがきくみたい)、
近所の魚屋の今日とれた魚、出入りの酒屋さんおすすめ国産ワイン、そしてお隣のご実家は来客が多いから、と玄関にはいつでも飲めるようにビールサーバーまであった。
(夏の間だけここの家の子になりたいとママに言ったら、ずっといていいわよといわれたw)


近所の靴屋では自分に合う(はきやすいという意味)靴が入ると呼び止められるという。

地元密着の洗練されすぎない鎌倉暮らし、強烈に憧れた。


ファッションや住む空間は人柄を表す。
服装にばかり気をとられ、部屋は寝るだけ、食べ物も無関心な人の外見には背景が見えない。


豪華な外観で高価な家具が自己主張しているだだっ広い家よりも、外観はぼろくても、
中身に手間をかけて工夫して暮らしてる方が10倍インテリジェンスを感じる。


私のこの感覚はたぶん 大学時代の歌の教授宅に影響されていると思う。
場所は都内の一等地であったが、質素で古め、不思議な間取りの一軒家。
旦那さんが画家で、びっくりするような版画や絵が自己主張しすぎない程度に廊下飾られてあり、レッスン室の壁はご自分で塗り直したと思われる紺とターコイズブルーの中間のような青。
フランスに長くいたそのちょっと怖いおしゃれな先生とご家族にとても似合っていた。


似合っていると言えば、知り合いにすごく居心地の良い部屋の持ち主がいる。

お金がないから欲しい物はたいてい自分で作るといい、生活のあちこちに工夫とオリジナリティを感じる。
料理も額に入っていない絵も置かれている物一つ一つに暖かみがあり、
なにより 部屋にある物と持ち主がお互いお似合いの存在であるのが素晴らしい。


今、暮らしているこの部屋は自分のファッションと合っているだろうか?とよく考える。

一生かけて形を変え、自分の理想に近づけばいいなと思うし、
たぶんそれは結果的にエコな暮らしになっていくと思う。


あれもこれもいらない。
必要な物だけあればいい。


one note sambaの歌詞にもある。

Anyone who wants the whole show Ré Mi Fa Sol La Si Do.
He will find himself with no show better play the note you know.

レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド、とすべての音を並べて何も得られないより、
自分の知っている音だけで奏でた方がいいってこと。

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