right side wrong side
2012 / 06 / 01 ( Fri ) 先日、第88回「東をどり」に誘っていただいた。
普段は料亭などでしか見ることができない芸者さんの踊りや歌、邦楽を楽しめる貴重な機会。 新橋演舞場のロビーではシャンパン(ドンペリニョン)や日本酒、料亭のお料理などのブースが並び、芸者さんの入れてくれたお手前も楽しめる。 最後、正装とされる黒のお着物をきた芸者さんたちがずらーっと並び、ご挨拶する場面は壮観!! 花柳界なんて縁がなかったけど、貴重な体験させてもらえました。 芸者遊びするにはお金も教養も必要よね。 非日常的といえば、 園子温監督の「冷たい熱帯魚」をDVDで見た。 ぞくぞくとする面白さ。 この監督好きだなー。 日本のキムギドクと言われる理由が分かる。 この作品は1993年に起こった埼玉愛犬家連続殺人事件を題材にしているものらしく、見終わった後に調べてみたらかなり事件に忠実に作られていた。 映画を見た後より、事件の詳細を読んだ時の方がぞっとした。 なんてことない日常の中で普通に見える人がおこす連続殺人事件。 人はどんなことでもたいてい「慣れる」。 「慣れる」って自己防衛なのかな。いいことも悪いことも。 電車でたまたま隣に座った人が過去にどんなことをしてきたのか?どんなことを考えているのか?など知るよしはない。 美しく見えるものを支えている犠牲 背徳の上に成り立つ正義 花柳界の華やかに見える世界の裏にあるものを知ったら、魅力はより増すだろう。 ものや人に惹かれてしまう理由は Right sideとは限らない。 今夜、鎌倉で見た光り輝くホタルは美しかった。 喜々として捕まえたホタルを翌朝見てがっかりするのは小林万里子の歌(「朝起きたら」)と似てる。 スポンサーサイト
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